ナオミ自身の棚卸し

30歳オーバーのセミ喪女が1人で生きていくのに必要なのは仕事とお金だろう!

とまずは今のナオミを棚卸し。

 

当時34歳

独身

専門学校卒

1人暮らし

年収330万〔正社員〕

 

これは、、、

 

当時中小も中小、グレー会社でしがないグラフィックデザイナーアシスタントをしていたナオミ。

 

正社員とは名ばかりで、残業は上限有り、入社前は月残業は多くて20時間と聞いてたのに、あらら?今月は60時間ですけど?みたいな。。。

 

賞与有りと聞いてたけど、入社後先輩に聞くとここ5年は出てないよ。とのこと。

あらら???

 

これは詐欺じゃねーか!!

 

おまけに有給は取らせてもらえないし、年間休日90日のハードさ。

 

5年目突入で過去最高ボーナスが手取りで8万円。。。

 

これは正社員の意味があるのだろうか??ん

 

擬態して生きる

もうだめだ。。。

 

これは一生「独身貴族」に擬態して生きるしかない。

 

いた事もない元カレ話をし、した事ない夜の話を盛り上げて、居もしない彼氏の存在を匂わせ生きていくしかない。

 

 

そもそも恋人が欲しいのか?ワタシは?

 

このままでは一生結婚出来ず1人生きていくしかない!

 

そもそも結婚したいのか?

 

というか、無理だろ。

 

異性と性交渉できない以上、結婚どころかお付き合いも出来ない。

 

異性に恋愛感情を持てるのかすら怪しいもんだ。

 

これはもう、一生1人で生きていく用意が必要だと思ったのである。

やるのか?やらないのか?

とりあえず世の中には絶対に同じように悩んでいるオンナがいるはずだ!

 

教えてグーグル先生!!

 

すると出るわ出るわ。。。

 

やはり世の中はワタシのようなオンナが溢れていやがる。。。

 

しかし、挿入アリのお店はパッと見たとこ無さげなのだが個人でやってくれる人はチラホラいるよう。。。

 

金銭のやり取りが発生すると犯罪になるのでホテル代だけ出してくれればオッケー!!

 

フムフム、、、

 

性病の無しを診断書で証明します。

 

フムフム、、、

 

体験談によると優しくて凄く良かった!もっと早くお願いすれば良かった!

 

フムフム、、、 

 

ホントかー⁉︎

怖いわー!信用できないわー!!

 

なんかコッソリ撮られて脅されるんじゃないの⁉︎

実は病気持ちなんじゃないの⁉︎

 

って貴様も童貞じゃねーの?!

 

とかもう、何一つ信用出来ない!

 

何より失うモノの方が多いんじゃないの?!

 

と断念しました。

女性向け風俗店は存在するのか?

一体何がダメなのか。。。

 

正直、人間関係に躓いたことはありません。

普通に明るいし、そこそこ社交的です。

人見知りはあるけど、初対面の人と会話くらいできる。

 

異性と2人で食事やお出かけくらいならできるのに!

 

何故だ!何故に恋愛になると急に!

 

どーしていいかわからなくなる。

 

でも、だからといってこの気持ちをどーして良いのかもわからず。

 

悶々と考えぬいた結果、これは自分が喪女改め、処女だからに違いない!!

 

処女であるが為に、気後れし、いい歳して!と引かれる事に恐怖が芽生えているに違いない!

 

そう考えると、最早そうとしか思えない!!

 

しかし、そうしようにもどうすれば?誰に頼むのか?

こんな事知り合いに頼むなんてアリエナイ!行きずり?酒の勢いに任せて片っ端から声かけてみる?!

 

というかそーいう店あるの???

 

こんな時、自分が男ならいいのに。。。

ナオミ、初めてのカウンセリング

最初はメールでのカウンセリングということでこれまでのこと、 Cさんとの事を包み隠さず文章にして先生に送ってみた。

 

返信には、母親との関係の他に自分を女性として認めてあげられていない。

 

と。

 

そう、、、かな?

 

普通に女の子だと思う。

服装だって女子力高いとは言わないが、スカートだって履くし、メイクもするし髪型だって香りだってこだわるよ。

 

女の子で良かったなーとすら思う事だってあんだけど違うのか???

 

 

なんか全然目から鱗が出なくて結局辞めてしまったのだ。

 

嫌悪感の正体を暴く!

このCさんとの一件でこれまで『自分の好きな人じゃないからだ』と思っていた事が実はそうじゃないのかもしれない。。。

 

と思い、もしそうならこれは確実に病気である。

 

ワタシは心にトラとウマが住んでいるに違いない!

 

と恐怖に思い、ネットで『異性、告白、嫌悪感』と言った具合で検査してみるのです。

 

するとそこには同じような人が割といるという。

その原因は、『母親との関係』やら『自分を女の子として認められていない』とありました。

 

なんてこった!!

 

自分はそんな事思った事もないのに!

 

と、無駄に行動力のあるワタシは早速カウンセリングの予約を入れるのである。

ナオミの事件簿!

33歳のワタシ、ナオミは会社で少しいいな、と思える人が居ました。

 

5歳年上の方で、とても気さくなんだけど子供っぽくて、軽口を言い合えるくらいの仲の良さでした。

 

恐らくワタシはこのCさんに好意があったと思います。

 

プライベートでは遊んだ事はないし、誘われた事もないけどなんとなくCさんをワタシに好意がある感じがしていましたし、それを嬉し思っていたと思います。

 

ある時、Cさんが会社を辞める事になりなした。

Cさんが辞める数日前、倉庫でたまたま出くわし2人っきりになりました。

 

この時の空気をワタシの全身がが『拒否』するのを感じました。

 

これまで何人かの方に告白された状況で感じだ空気。

 

相手に告白される!=恐怖!

 

という、まさにパブロフのナオミ。